最短で成果を出すために信頼できるパートナーを探していた。

–– Commerce Japanとの出会いとご依頼いただくに至った経緯や決め手は何でしょうか。

新規事業としてEC分野を拡大していくなかで、楽天市場に出店することが決定しました。そこで、我々にない知識やノウハウを素早く得るため、コンサルティング企業に相談してみようと思いました。弊社は商品MDのスペシャリストは多いものの、販売のスペシャリストが不足しています。販売のスペシャリストを中途採用で募るよりも、「外部にコンサルティングを委託して教えてもらうという方が早い」と判断しました。

こういった背景から良いパートナーを探していたところ、協力会社にCommerce Japanをご紹介いただいたというのが出会いですね。実際にお会いしてみて、楽天市場に関する知識が深く、確固たるノウハウをお持ちだなという印象を受けました。

コンサル系の企業は何社もありますが、その中でCommerce Japanを選んだ一番の決め手は「フットワークの軽さ」です。楽天グループ株式会社でのご経験がある方が在籍していること、それに伴う人的ネットワークが構築されていることも踏まえ、一緒に伴走していただける会社さんだなと感じて、期待感を込めてご相談をさせていただくようになりました。

–– Commerce Japanに依頼している内容について教えてください。

我々はSmile Spoon（スマイルスプーン）というストアを、楽天市場店とPayPayモール店、Amazon店の3店舗にて運営させていただいております。商品の販売、販促戦略及び販促運用のご支援をCommerce Japanにご支援いただいているという状況です。

サイトや店舗をオープンすることは段取りを踏めばできるのですが、そこからどう発展・成長していくことは創意工夫が必要だと感じています。Commerce Japanとともにロードマップを組み立て、早い段階からアクションについて相談できたことが依頼して良かった点ですね。

さらに、我々がSmile Spoonの運営等で得た知見を活かして、食品業界でECに参入したい会社さんのお役に立つべく、商品仕入れから販売・物流をフルラインでサポートできるような“機能”を卸す会社になっていきたいです。

–– コンサルティングやサービスについて、他社とCommerce Japanとの違いについてお聞かせください。

熱意と柔軟さでしょうか（笑）。私自身、フレームワークに頼りすぎることが好みではないのですが、無理にはめ込んでくるコンサル会社の方もいるかと思います。それだと「ノウハウの構築」は実現できません。機械的に処理するコンサルではなく、私たちの成長戦略を汲んで先回りするパワーを、Commerce Japanに感じましたね。お互いに議論を重ねながら成長していく過程が、今に繋がっていると感じています。

コンサル事業はややもすれば“他人事”になりがちです。だから機械的に処理されてしまうことも多々あり、クライアントの成果を自分の成果として捉えられる人でないと、アイデアや課題に対する施策に重みがないかと思います。その点、Commerce Japanは成果に対する意識が強いですよね。「一緒に売り上げを上げていきましょう」という姿勢で挑んでくれる。腹の括り方が違います。

–– Commerce Japanに依頼したことで、得られた成果や満足していただいている点はありますでしょうか。

食品を取り扱う企業として、いくつかシーズナル商品にトライをしております。4ヶ月越しで商品企画から販促・運用を行い、通常の5倍ほどの売り上げを確保することができました。それはCommerce Japanのご支援のおかげです。これは成果のほんの一例ですが、非常に価値のある取り組みをさせていただいているなと感じています。

–– お取引先様のリアルなお声を聞けて、うれしい反面、ご期待に添えるようにもっとできることがあるなと感じました。本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。クライアントの数だけ企業戦略や方針、取り組みがあります。ロジックだけではなく、各企業や状況に応じられるフレキシブルな対応力が求められるのが『コンサルティング』かと思います。依頼主の要望を聞くのみにとどまらず、リーダーシップを執るマネージメント能力の重要性を感じます。加えて過程や結果などを「残す」「シェアする」といったドキュメント化までサポートできたら、クライアントのノウハウや知識の蓄積となり、コンサルティングの価値をより高められるのではないでしょうか。Commerce Japanのこれからにも期待しています。